
こんにちは、セレナです!
今回は、簿記3級と2級に独学でも合格できる方法を
余すことなく教えちゃいます!

でも、簿記って難しそうだし、2級は出題範囲も広いし、
予備校とかに通わないと受からないんじゃないの?
そんなことは決してありません。
実際に、私は全くの初心者で右も左もわからない状態から勉強をスタートし、簿記3級と2級に独学で合格することができました。
勉強のコツさえつかんでしまえば、高いお金をかけて予備校に通ったり、通信講座を受講したりしなくても、数冊のテキスト代だけで合格することは十分に可能なのです!
- 簿記検定3級または2級に合格したい人
- なるべくお金をかけずに勉強したい人
- 短期間で効率よく勉強したい人
ここでは、簿記検定3級と2級に独学で合格した経験のある私が、オススメの勉強法について解説していきます。
☆実際の私の合格証書です↓

と、その前に・・・

簿記の資格を取得するメリットってなに?
なんかいいことあるの?
いっぱいあるよ!簿記のメリット!
もう知ってるから早く勉強法を知りたいよって方は、早速こちらへ→「独学でも合格できる!5つの勉強法」
簿記を取得するメリット
あらゆる仕事に活かせる!
ビジネスでは様々なお金のやり取りが発生します。その結果利益が生み出されているため、お金の流れや商売の仕組みを理解できていることは有利に働きます。
お金の基本や会社が利益を出す仕組みを理解し、数字が読めるようになれば、ビジネスを深く多角的にとらえることができます。
経理など数字を扱う部署だけでなく、あらゆる仕事の場面で簿記の知識は役に立つのです。
就職や転職に有利
簿記はビジネスにおいて非常に役に立つ知識ですし、人気のある資格です。
多くの企業が求めており、就職や転職、社内での昇給などにも有利になります。
経理はもちろん、営業や販売職などお金に関わる業務に携わる人は特に、希望の職種に採用されやすくなります。
他の資格へのステップアップにつながる
多くの企業の経理部門は「簿記2級」の資格を求めていますので、まず簿記3級に合格した方はさらに上の2級を目指すといいでしょう。
また、簿記試験は税理士や公認会計士の登竜門と言われています。なぜかというと、税理士事務所などで実務経験がない方が税理士試験を受験するのに「日商簿記1級」もしくは「全経簿記上級」の資格がいるからです。

それだけ国から認められてる資格ってことなのね
また、FPや中小企業診断士のように、簿記と相性の良い資格が沢山あります。
数字に強くなるのでプライベートでも役に立つ
通常、簿記検定試験で使う簿記は「複式簿記」というものですが、あなたが普段つけている「家計簿」も簿記の一種です。(これを単式簿記といいます。)
簿記の知識があれば、お金の計算をしたり数字を読んだりすることに慣れています。
買い物の時に便利だったり、家計管理もしやすくなりますよ。

いろいろなメリットがあるんだね!
じゃあやっぱり勉強してみたいな。
早く勉強方法を教えて~!
それでは、早速独学でも合格できる勉強法を見ていきましょう!
独学でも合格できる!5つの勉強法
まずは漫画で内容に親しむ
簿記は専門用語が非常に多い科目です。
真面目なテキストを読み始める前に、まずは準備運動からスタートするのがオススメですよ♪
簡単にわかりやすく解説してくれる漫画形式の本を読んで、ウォーミングアップしていきましょう。
ここではまだ、専門用語について理解しなくて大丈夫です。「こんな言葉があるんだな~」くらいに思っておけばOK。
そして、なんとなく「簿記ってこういうものなんだな」というのをつかんでおきましょう。
\私のオススメはこちら!/
字も大きめでとっても読みやすくてわかりやすいです。
私が簿記に合格できたのは、はじめの一歩がこの本だったからと言っても過言ではありません。
参考書はあれこれ手を出さず、一つのものを何度も解く
参考書は1冊買ったら浮気しない
テキストと問題集は、1冊ずつに絞りましょう。
いろんなテキストや問題集の問題を解いていった方が、様々なタイプの問題に対応できていいと思うかもしれませんが、一冊のテキストとそれと対になる問題集だけで十分です。
なぜなら、理論さえ理解できてしまえば、どんな問題を解いても同じだからです。むしろ、あれこれいろんなテキストや問題集を解いていくと混乱しかねません。
一つのテキストと対になる問題集(テキストと問題集がセットになっているものはそれ1冊でOK)を何度も解いて、問題に慣れることと自分の体にこの問題が来たらこう解くんだなというのを染み込ませることが大事です。
私が実際に使ったテキストは、漫画版の解説書1冊、テキスト1冊、問題集1冊、過去問1冊の計4冊です。
また、後ほど詳しく説明しますが、テキストから過去問へのステップアップの難易度が高い場合は、間に中間的なレベルの問題集を1冊はさみます。
つまり、全部で4冊~5冊あれば独学で合格するのに十分というわけです。
相性のいいテキスト選びが肝心
そして、最初のテキスト選びは大事です。
テキストは自分に合った、相性のいいものを選びましょう。
具体的にどんなものが相性がいいかというと、以下の3点を見るようにして下さい。
- パッと見で読みやすそうなもの。(イラストや図解が多い)
- 実際に少し内容を読んでみて、文章に親しみを感じられるもの。もしくは説明がわかりやすいと感じるもの。
- 分厚すぎないもの
これらの点に注目しながら、いろんなテキストを実際に手に取って読んでみましょう。
読んでみると、上記の点に気をつけなくても、なんとなく「このテキストは読みづらいな・・・」とか「このテキストは好きだな」というのが感覚的に出てくると思います。
直感は大事なので、自分の感覚を信じて、「これ!」というテキスト&問題集を選びましょう。
基本的に市販のテキストと問題集なら、どれを選んでも同じなので、好みで決めればOKです!
ちなみに私が使ったテキストと問題集はこちらです↓
相性は人それぞれですので、ひとつの参考にしてください。
わからないところは立ち止まらずに先に進む
これは意外に思われるかもしれませんね。

わからないことをそのままにしたら
その先に進んでももっとわからないんじゃないの?

解決しないままにしてしまったら
後で困るんじゃない?
試験で点を落とすことにも繋がるんじゃ・・・
という疑問もあるかもしれません。
これは、予備校に通っていたり、教えてくれる立場の人がいる場合は質問すればいいことなのです。
ですが、独学である私たちにはそれができません。
質問ができないということは、自分で考えてみるしかないのですが、考えているだけではなかなか理解できないこともあるでしょう。
そんな時に、一つの疑問点でずっと立ち止まってしまっては、いくら時間があっても足りません。
もちろん、それなりに考えてみることは大切です。わからないからといってすぐに諦めろと言っているのではありません。
ですが、しばらく考えてみてもわからないことにぶつかった場合は、一旦そのことは棚上げにして先に進んでください。先に進んでから後々振り返ってみると、案外「そういうことだったのか」とわかる時がきます。
ある程度基礎を固めたらさっさと過去問を解く
基礎的なテキストを読み、問題集をひととおり解いたら、早速過去問にとりかかってみて下さい。
・・・撃沈します。落ち込まないで下さい。
基礎的なテキストと問題集をやってみて、「ずいぶん理解してきた気がする!」という手ごたえを感じている方もいると思います。
ですが、実際の試験問題は突然難しくなります。基礎のテキストや問題集で解いてたような問題はほとんど出てきません。
「じゃあどうすればいいの?今までの勉強はムダだったの~!?」
と思われるかもしれませんが、決してそんなことはないです。
実際の試験問題は、応用編なので、テキストで学んだ基礎的な知識は必要不可欠です。
それをベースに問題が作られているので、今までの勉強は全くムダにはなりません。
過去問を解いてみると、いきなり難しくなったと感じますが、しばらくすると慣れてきます。
最初は全く歯が立たない場合もあるかもしれませんが、それでも一応問題に挑戦してみましょう。
わからないところ、間違えたところ(最初はほとんどかもしれません)は回答と解説を見て、理解を深めます。そして、もう一度はじめから解く。それを何度も繰り返すうちに力がついてきます。
すごい荒療治ではありますが、なかなかに効果ありますよ♪
とはいえ過去問がキツイ場合はワンクッション入れる
さきほども少し触れましたが、いきなり過去問を解くというのが、あまりにハードルが高すぎるという場合もあると思います。
実際に、私が2級の試験勉強をしていた時がそうでした。

いきなり問題のレベルが上がって
全然解けないよ~!!
3級は、基本のテキスト・問題集からいきなり過去問に飛んでもわりと大丈夫です。(※個人差あり)
ですが、2級となるとレベルも出題範囲も上がりますので、過去問を解こうにも「あまりにもレベルが上がりすぎて訳がわからない!」となる場合も少なくありません。
そんな時には、本試験問題の解き方のツボやテクニックをわかりやすく解説してくれる問題集があります。いわば、本試験の「簡易版」みたいなものです。
これを間にはさんでみると、過去問がだいぶ解きやすくなります。過去問への橋渡し的な存在ですね。
滝澤ななみさんのおかげで私は簿記2級に合格できました(笑)
↑の問題集は買っておいて損はないと思います。
おまけ:工業簿記を制するものは簿記2級を制す!
私は、3級の試験は1回で合格、2級の試験は2度落ち、3度目で合格しました。

けっこう苦戦したわね
言い訳になるかもしれませんが、私は当時あまり2級の勉強へのモチベーションが高くありませんでした。なんとなく2級くらいまでは持っておいた方がいいかなという理由で、特に目的がなかったのです。
なので、仕事の忙しさを言い訳に全然勉強しておらず、2回落ちたのです。
きちんと目的や目標があって試験に臨む方なら、独学でも十分1回で合格可能だと私は思っています。
2級は出題範囲も、商業簿記のほかに工業簿記が新しく登場します。
どちらかというと私は、この工業簿記の方が好きでした。
好みや得意不得意はひとそれぞれだと思いますが、「工業簿記を制するものは簿記2級を制す」といいます。工業簿記に力を入れて勉強するのもオススメです。
しかし、2級は出題範囲が3級と比べてぐっと広くなります。
商業簿記ばかり勉強していたり、その逆もしかりですが、そうするともう片方の科目を復習する頃には忘れてるということになったりします。
商業簿記⇒工業簿記の順で勉強しつつ、同時進行で日頃から復習していくようにしましょう。
まとめ:簿記3級・2級は独学でも合格できる
簿記3級と2級の試験は、めちゃくちゃ頭が良くなくても、私のように高卒でも正しく勉強すれば独学で十分合格可能な資格です!
それにもかかわらず、簿記2級まで持っているとメリットは非常に沢山あります。
ぜひ試験に合格して、就職や転職、普段の生活にたくさん活かしていきましょう!

いかがでしたか?
ここまで読んでいただきありがとうございます!
これを読んで下さった皆さんが、無事に簿記検定に合格することを願っています!!
応援していますよ^^
それでは、また~

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