星読みカフェにようこそ!
今日お話したいのは、星読みって基礎がとっても重要だよということです。
何事もそうだとは思いますが、星読みに関しては特にそうだと思います。
占星術が難しくて悩んでいるあなたへ ~占星術の基礎って何?
いまもしかすると勉強が進むにしたがってどんどん複雑になってきた~!と頭が混乱している状態でしょうか?
でも、一つ一つを分解すると意外に基礎知識の集まりだったりするんです。
基礎と基礎をどんどん掛け合わせて応用していくイメージなんですよね。
だから、星読みの勉強がちょっと進んできて難しくなった、わからなくなったと行き詰ってしまった方はちょっと手を止めてこの記事を読んでみてほしいです。
じゃあそもそも占星術の基礎ってなあに?
大きく分けてこの4つだと私は思っています。
これらをしっかり丁寧に学んで、知識が定着したり引き出しが多くなってくると、その後に出てくるアスペクトや未来予測の学習に役立ちます。
特にアスペクトでつまずく人やどうやって解釈を広げていけばいいかわからないという人は、今一度最初の天体・サイン・ハウスの意味を掘り下げてみて下さい。
それでは順番に詳しく見ていきましょう!
10天体・12サイン・12ハウス
占星術は天体・サイン・ハウスの意味を掛け合わせて読んでいくので、ここの知識を深めることはとっても重要です。
また意味を暗記するように覚えるよりも、いろんな人のチャートを読んだり、ノートに天体・サイン・ハウスの意味をまとめておいたものを日頃から見直して、
- 実践すること
- 何度も反復すること
を繰り返しおこなっていくうちに自然と知識が定着していくというやり方がオススメです。
暗記方式でやっていると実際に使おうとしたときに言葉が出てこなかったり、自分の言葉で説明できなかったりします。
なので、じわじわと体に染みついていくように覚えていくといいでしょう。
もし実際に星を読んでみて、「あれ?この意味なんだったっけ?」となったら、その都度ノートや本を見直してじんわり理解を深めていってくださいね。
その繰り返しで知識が本当の意味で自分のものになっていきます。
2区分・3区分・4区分
これもとても大事なところです。
サインの性質がわかりやすく分類されているので、ざっくりとイメージをつかみやすいですし、後の星読みでもこの区分の考え方はけっこう使えます。
アスペクトだったり、時期読みをする時にも関わってくる知識です。
先ほど暗記するよりも、じんわり知識が定着していくように学ぶ方がいいと言いましたが、この区分の考え方を理解すると、まさに暗記ではない自分なりのとらえ方ができるようになります。
例えば、4区分には「熱・冷・乾・湿」という考え方があります。
- 火のエレメント(牡羊座・獅子座・射手座)は「熱・乾」
- 地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)は「冷・乾」
- 風のエレメント(双子座・天秤座・水瓶座)は「熱・湿」
- 水のエレメント(蟹座・蠍座・魚座)は「冷・湿」
という性質に分かれているのです。
熱・冷・乾・湿という言葉に皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?
熱は燃え上がる炎のような情熱・闘争心・エネルギーなんかが連想できますね。
冷はそのまま冷静さや分析力、周囲を落ち着かせる性質。
乾は固いイメージなので、堅実さや頑固さ地道にコツコツ積み上げる力。
湿は柔らかいイメージなので、軽やかで柔軟、流されやすい。
といった感じで自分なりに特徴を連想しやすくなります。
暗記だけでは覚えるのが難しくても、これなら知識が自然と定着しやすいです。
これから先どんどん深い部分や複雑な内容を学んでいったときに悩んだら、まずはこの基本的な分類を思い出してみてもいいかもしれません。
2区分・3区分・4区分についての詳しい解説記事はこちらにあります↓
ネイタルチャート
チャートとは情報を視覚化した図のことを言います。
占星術のチャートには大きく分けて、ネイタルチャート(出生図)、プログレスチャート(進行図)、トランジットチャート(経過図)の3種類があります。
この3つについて詳しくはまた別の機会に記事にしますが、簡単に説明すると以下の通りです。
プログレスとトランジットは区別するのが難しいですが、プログレスは天体の動きが自分自身に与える影響=内側の出来事、トランジットは天体の動きが特定の日に与える影響=外側の出来事といった違いがあります。
星読みの基本は、まずこのネイタルチャートが読めるようになることだと思います。
実は日本ではネイタルチャートの書籍はたーくさんあるのですが、意外にもプログレスやトランジットなど未来予測に関する書籍は少ないのです。
しかも、ネイタルのような入門書みたいなものはほとんどありません。
少し専門的な雰囲気の本になってしまうのですね。
そういった本を読んで勉強する時にも、やはりこれまでお伝えしてきた基本の知識を携えてネイタルチャートを読む力が身につけば、内容が複雑になってきても理解しやすいと思います。
現代西洋占星術
西洋占星術には大きく分けて、現代占星術と古典占星術があります。
しかし、古典占星術がずっと続いてきて進化したものが現代占星術になったわけではなく、この二つは別物です。
現代占星術はアラン・レオという人物が立ち上げたオリジナルな世界観。
占星術を真剣に学びたい気持ちがあればあるほど、もしかしたら現代風にアレンジされたものよりも古くから伝わる伝統的なものを学びたい気持ちになるかもしれませんね。
でも、最初は馴染みがあってとっつきやすい現代占星術から入って、まずそちらをしっかり学んでいくのがいいと思います。
占星家の辻一花さんも著書「未来予測占星学入門」にて「この二つは混ぜて学習しない方がいい」と書いています。
基本とされている木の幹にあたる部分を丁寧に学び、それから少しずつ枝葉を広げていきましょう。
まとめ
占星術の基本の4つについて理解できましたでしょうか?
まずはこの基礎を丁寧に学び、今後の学習で立ち止まってしまった時にもその都度戻ってくるようにすれば、自然とレベルアップすること間違いなしです。
わからなくなったら基本に返るを合言葉に頑張っていきましょう!
というわけで、このブログでもまずは基礎をしっかりまとめていきたいと思います。
いかがでしたか?
早く先に進みたくて、もっと難しいことが知りたくて、
基礎って疎かにしがちだったりしますね。
でもやっぱり、建物と一緒で土台=基礎が重要だね!
その通り!後々のためにも丁寧に積み重ねていきましょうね♪
それでは、また~。
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